トナー買取でよくある質問TOP10|疑問をすべて解決します
「オフィスの倉庫に眠っている未使用トナー、どうしていますか?」
プリンターの入れ替えで使わなくなったトナーや、間違えて購入してしまったトナー。
多くの場合、倉庫の隅でホコリをかぶったまま忘れ去られています。
しかし、その不要な在庫、実は「価値ある資産」かもしれません。
こんにちは。10年以上トナー買取の現場でお客様と向き合ってきました。
その中で、本当に多くのお客様から様々なご質問をいただきます。
「これって売れるの?」
「期限が切れているけど大丈夫?」
「手続きが面倒くさそう…」
この記事では、そんな皆様の疑問を解消するため、現場で実際にいただいた質問TOP10に、専門家の視点から一つひとつ丁寧にお答えしていきます。
トナー買取でよくある質問TOP10
それでは早速、お客様からよくいただく10の質問とその答えを見ていきましょう。
Q1. どんなトナーが買取対象ですか?
A. メーカーの「純正品」で「未使用」のトナーが基本です
トナー買取の最も基本的な条件は、プリンターメーカーが製造・販売している「純正品」であり、「未使用・未開封」であることです。
純正品とは、Canon(キヤノン)、RICOH(リコー)、EPSON(エプソン)、XEROX(ゼロックス)といったプリンター本体と同じメーカーのロゴが入ったトナーカートリッジを指します。
これらが買取の主な対象となります。
なぜリサイクルトナーや互換品は買取が難しいのか?
一方で、リサイクルトナー(使用済み純正品を再利用したもの)や互換品(サードパーティ製の新品)は、多くの専門業者で買取対象外となっています。
これには明確な理由があります。
- 品質のばらつき: リサイクル品や互換品は、純正品に比べて品質が安定しにくい傾向があります。印字不良やプリンター本体の故障リスクが懸念されるため、再販市場での需要が低いのです。
- 信頼性の問題: 再販する際に「メーカー純正品」という安心感を提供できないため、買い手がつきにくいのが実情です。
私たち買取業者は、お客様から買い取らせていただいたトナーを、次に必要としている別のお客様へお繋ぎする役割を担っています。
そのため、次に使う方が安心して利用できる「純正・未使用品」を基本的な買取対象とさせていただいているのです。
Q2. 使用期限が切れていても買い取ってもらえますか?
A. はい、買取可能です。ただし、査定額は下がります
「倉庫を整理したら、何年も前のトナーが出てきた…」というご相談は非常に多いです。
結論から言うと、使用期限が切れていても買取は可能です。
諦めて捨ててしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。
トナーはインクと違い、粉末状の粒子であるため、適切な環境で保管されていれば期限が切れてもすぐに使えなくなることは稀です。
そのため、期限が切れていても再販価値が残っている場合が多く、買取対象となります。
使用期限と査定額の関係
ただし、査定額は使用期限が新しいものほど高くなるのが一般的です。
使用期限からの経過期間に応じて、査定額は段階的に下がっていきます。
| 使用期限からの経過期間 | 査定額の目安(新品定価比) |
|---|---|
| 期限内 | 高価買取 |
| 期限切れ~1年未満 | 減額(小) |
| 期限切れ1年~3年 | 減額(中) |
| 期限切れ3年以上 | 減額(大)または買取不可 |
※上記はあくまで一般的な目安です。機種の人気度や市場在庫によって変動します。
古い機種のトナーでも、そのプリンターを今も使い続けているユーザーにとっては貴重な消耗品です。
「もう古いから」と諦めずに、まずは査定を依頼してみることをお勧めします。
Q3. 箱がなくても(開封済みでも)大丈夫ですか?
A. 箱がなくても、内袋が未開封なら買取できます
「外箱を捨ててしまった」「箱がボロボロになってしまった」というケースもご安心ください。
トナーカートリッジを保護している内側の袋(アルミ製の真空パックなど)が未開封であれば、買取可能な場合がほとんどです。
トナーの品質を保つ上で最も重要なのは、湿気や光から守ることです。
その役割を担っているのが、この内袋なのです。
内袋さえしっかりしていれば、トナーの品質は保たれていると判断できます。
「外箱」と「内袋」それぞれの重要性
外箱と内袋では、査定における重要度が異なります。
- 内袋(最重要): トナーの品質を直接保護する役割。これが開封されていると、トナーが空気に触れて劣化している可能性が高いため、買取は非常に難しくなります。
- 外箱(重要): 商品の一部であり、再販価値に影響します。箱がない、あるいは傷や汚れ、伝票の貼り跡などがあると減額の対象となります。
⚠️査定額が下がる箱の状態
- 箱がない(内袋のみ)
- 箱に直接配送伝票が貼られている
- マジックなどで文字が書かれている
- 濡れ跡や大きな破れ、へこみがある
商品を次に使うお客様のことを考えると、やはり外箱も綺麗な状態である方が喜ばれます。
保管の際は、できるだけ外箱も大切に扱っていただくのが高価買取のポイントです。
Q4. 買取価格の相場はどれくらいですか?
A. 人気機種なら1本1万円以上も!まずは無料査定をお試しください
トナーの買取価格は、一概に「いくら」とは言えないのが正直なところです。
なぜなら、価格は様々な要因で常に変動しているからです。
しかし、需要の高い人気機種であれば、1本あたり10,000円以上の価格がつくことも珍しくありません。
トナー買取価格が決まる3つの要素
買取価格は、主に以下の3つの要素の組み合わせで決まります。
- メーカー・型番: やはりCanonやRICOHといった人気メーカーの、比較的新しい機種のトナーは高値がつきやすい傾向にあります。
- 市場の需要と供給: そのトナーを必要としている人がどれだけいるか、一方で中古市場にどれだけ在庫があるかで価格は変動します。希少なトナーは高価買取が期待できます。
- 商品の状態: Q2、Q3で解説した「使用期限」や「箱の状態」が価格に大きく影響します。
正確な買取価格を知る唯一の方法は、専門業者に査定を依頼することです。
多くの業者では、WebサイトのフォームやLINEを使って、型番を伝えるだけでおおよその査定額を教えてくれます。
リインクでももちろん無料査定を承っておりますので、まずはお手元のトナーの価値を調べてみてはいかがでしょうか。
Q5. どうすれば高く買い取ってもらえますか?
A. 「まとめて」「キレイな状態で」「早めに」が基本です
せっかく売るなら、少しでも高く買い取ってほしいですよね。
長年の経験から見えてきた、高価買取を実現するための3つのシンプルなコツをお伝えします。
高価買取を実現する3つのコツ
- まとめて売る:
1本ずつ売るよりも、複数本をまとめて売る方が買取価格は高くなる傾向があります。
業者側としても、送料や査定の手間といったコストを一度にまとめられるため、その分を買取価格に還元しやすいのです。
もし他にも不要なトナーやインク、ドラムカートリッジがあれば、ぜひ一緒にお売りください。- キレイな状態で保管する:
トナーは精密品です。直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所に保管してください。
また、外箱に直接伝票を貼ったり、文字を書いたりするのは避けましょう。
次に使う人のことを考え、新品に近い状態で保管していただくことが査定額アップに繋がります。- 不要になったら早めに売る:
これが最も重要かもしれません。
「いつか使うかも」と保管しているうちに、プリンターがモデルチェンジして型落ちになったり、使用期限が迫ってきたりして、価値はどんどん下がってしまいます。
「不要になった」と感じた時が、一番の売り時です。
Q6. 査定や送料に手数料はかかりますか?
A. リインクなら、すべて無料です
買取を依頼する上で、手数料は気になるポイントだと思います。
ご安心ください。リインクをはじめ、多くのトナー買取専門業者では、お客様にご負担いただく手数料は基本的にありません。
- 査定料:無料
- 送料(宅配買取):無料(着払い伝票が用意されます)
- 振込手数料:無料
これらの手数料を無料にできるのは、業者側で効率的な再販ルートを確保しているためです。
お客様は、純粋な買取金額をそのまま受け取ることができます。
事前に確認すべき手数料の注意点
ただし、業者によっては注意が必要なケースもあります。
それは、査定額に納得できず買取をキャンセルした場合の「返送料」です。
業者によっては、この返送料がお客様負担となる場合があります。
トラブルを避けるためにも、申し込みの前には必ず公式サイトの「ご利用ガイド」や「よくある質問」を確認し、返送料の規定についてチェックしておくことをお勧めします。
ちなみに、リインクでは万が一の場合の返送料もいただいておりませんので、ご安心ください。
Q7. 申し込み方法は?どんな流れで進みますか?
A. 簡単3ステップ!WebやLINEからお申し込みいただけます
「手続きが面倒くさそう」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、宅配買取のプロセスは非常にシンプルです。
ほとんどの業者で、Webサイトの専用フォームやLINE、電話から簡単に申し込みができます。
誰でも簡単!宅配買取の基本的な流れ
- 【お客様】査定申し込み:
WebやLINEで、売りたいトナーの型番や個数、状態を伝えます。通常、1営業日以内に概算の査定額が通知されます。- 【お客様】梱包・発送:
査定額に納得したら、商品を段ボールに詰めて発送します。身分証明書のコピーや買取申込書を同梱するのを忘れないようにしましょう。送料は業者が負担する「着払い」が一般的です。- 【業者→お客様】本査定・入金:
商品が業者に到着後、専門スタッフが最終的な査定を行います。金額が確定し、お客様が承諾すれば、指定の銀行口座に代金が振り込まれます。
このように、自宅やオフィスにいながらすべての手続きが完了するのが宅配買取の魅力です。
査定額を下げないための梱包のコツ
輸送中の破損は減額の原因になります。
少しの手間で防げますので、以下の点を心がけてみてください。
- 適切なサイズの段ボールを選ぶ: 商品に対して大きすぎる箱は、中で商品が動いてしまい破損の原因になります。
- 隙間を緩衝材で埋める: 新聞紙を丸めたものやエアクッション(プチプチ)などで、箱の中の隙間をしっかり埋めましょう。
- 書類を忘れずに同梱する: 買取申込書や身分証明書のコピーは、クリアファイルなどに入れておくと丁寧です。
Q8. 買取に必要なものは何ですか?
A. 「身分証明書のコピー」と「買取申込書」をご用意ください
トナーの買取には、基本的に以下の2点が必要となります。
- 身分証明書のコピー:
運転免許証、健康保険証、パスポート、マイナンバーカードなどのコピーです。
(※マイナンバーの通知カードは不可)- 買取申込書:
業者のウェブサイトからダウンロード・印刷し、必要事項を記入したものです。
法人の場合は、上記に加えて担当者様の名刺や、会社の登記事項証明書(履歴事項全部証明書)のコピーなどが必要になることがあります。
必要な書類は業者によって異なるため、申し込み時に必ず確認しましょう。
なぜ身分証明書が必要なの?
「なぜ個人情報を渡さないといけないの?」と不安に思われるかもしれませんが、これには法律上の理由があります。
中古品の売買を行う業者は、「古物営業法」という法律によって、取引相手の本人確認を行うことが義務付けられています。
これは盗品の流通を防ぐなど、社会の安全を守るためのルールです。
信頼できる業者ほど、この本人確認を徹底しています。
お客様からお預かりした個人情報は厳重に管理されますので、ご安心ください。
Q9. 1本だけでも買い取ってもらえますか?
A. もちろんです!1本からでも喜んで買取いたします
「売りたいトナーが1本しかないんだけど…」
全く問題ありません。リインクでは、トナー1本からでも大歓迎です。
オフィスの移転や部署の統廃合などで大量に売却されるお客様もいらっしゃれば、ご家庭のプリンターで使わなくなったトナーを1本だけお売りいただくお客様もたくさんいらっしゃいます。
どんな量でも、専門スタッフが1点1点丁寧に査定させていただきます。
少量でも宅配買取なら安心
ただし、買取方法にはいくつか種類があり、量によって最適な方法が異なります。
- 宅配買取: 1本からでも全国どこからでも利用可能。最も一般的な方法です。
- 出張買取: 業者が直接訪問する方法。大量にある場合に適しており、「〇〇本以上」といった条件があることが多いです。
- 店頭買取: 直接店舗に持ち込む方法。近くに店舗があれば便利ですが、対応している業者は限られます。
1本だけ、あるいは少量の場合は、ご自身の都合の良い時間に発送できる「宅配買取」が最も便利でおすすめです。
Q10. 信頼できる買取業者の見分け方は?
A. 「古物商許可」の有無と「専門性」が重要なポイントです
大切な資産を預けるわけですから、業者選びは最も重要なポイントと言えるでしょう。
安心して取引できる優良な業者を見分けるために、ぜひチェックしてほしい項目をリストアップしました。
悪質な業者を避けるためのチェックリスト
- □ 古物商許可番号の記載があるか?
Webサイトの会社概要ページなどに、必ず「〇〇県公安委員会許可 第〇〇〇〇号」といった記載があるか確認しましょう。これは法律で定められた営業許可であり、信頼の最低条件です。- □ トナー買取の「専門性」は高いか?
様々なジャンルを扱う総合リサイクルショップよりも、トナーを専門に扱っている業者の方が、知識が豊富で適正な査定が期待できます。買取実績や専門的なコラム記事の有無も判断材料になります。- □ 査定基準や価格表が明確か?
買取価格の例や、減額になる条件などを具体的に示している業者は、透明性が高く信頼できます。- □ 問い合わせへの対応は丁寧か?
電話やメールでの問い合わせに対して、迅速かつ丁寧に対応してくれるかどうかも重要な判断基準です。スタッフの対応に誠実さが感じられる業者を選びましょう。
これらのポイントを確認し、複数の業者を比較検討することで、きっと満足のいく取引ができるはずです。
まとめ:もう迷わない!トナー買取で賢く資産を現金化しよう
トナー買取に関する10の疑問、すべて解決できたでしょうか。
最後に、この記事のポイントを振り返ってみましょう。
- 買取対象は「メーカー純正・未使用品」が基本
- 期限切れや箱なしでも、諦めずにまず査定を
- 高く売るコツは「まとめて」「キレイに」「早めに」
- 信頼できる業者の証は「古物商許可」と「専門性」
倉庫の隅で眠っているだけのトナーは、会計上は「不要在庫」ですが、買取に出せば「資産」に変わります。
そのお金で新しい備品を購入したり、会社の経費を補ったりと、有効に活用することができるはずです。
リインクでは、10年以上の経験を持つ専門スタッフが、お客様の大切な資産を1点1点、責任を持って丁寧に査定いたします。
査定は無料、手続きも簡単です。
もし倉庫に眠っているトナーがあれば、ぜひ一度、リインクの無料査定をお試しください。
予想外のお小遣いになるかもしれません。

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